サイファー・テック代表取締役 吉田基晴のコラムです。
2008.1.1 [ 第1回 ]
2007年を表す文字

新年あけましておめでとうございます。
サイファー・テック株式会社はお客様や社会に貢献出来る会社を目指し、本年も社員一同、全力で取り組むことをお約束いたします。
2008年のサイファー・テックにもどうぞご期待下さい。
さて、私の考えや思いをお伝えする「代表コラム」を新年に合わせてスタートすることに致しました。可能な限り更新して参りますので、お時間許せばご一読いただければ幸いです。
2007年を表す一文字は「偽」だったようです。
2007年に娘を授かった私にとって、娘の生まれ年の文字が「偽」というのも複雑な想いではありますが、“これでもか”と言う具合に発覚した「偽装問題」を思い起こすと、多くの方が納得するのでしょう。
「ばれなきゃいい」
拝金主義というのか経済至上主義と呼ぶのか、いずれにしろ今の日本では「お天道様が見ている」とか「天網恢々疎にして漏らさず」というような、小さな頃に聞いた教えが失われているようで残念です。
釣りやキャンプを趣味とする私は、テント生活でオーストラリア大陸を一周したことがあります。行く先々で釣りばかりしていた私は、とある海辺の田舎町で釣り好きのオーストラリア人(オージー)と親しくなり、一緒に釣りに行きました。彼は狙いの魚が釣れても、少しでも小さければ必ずリリース(逃がす)します。
その行為に、なにげなく「オージーはリリースルールを良く守るね。」と言ったところ彼は当たり前のようにこう答えました。「オーストラリアは広い。警察が全てを取り締まれないほどに広い。だから俺はルールを守るんだ。」
“取り締まりがあるからルールを守るのでは無く、取り締まりが無いからルールを守る。”
ばれるとかばれないとか、そんな次元ではない、彼の考え方に思わず男惚れした事を覚えています。こんな生き方をしたい。と強く思ったものです。
悲しいかな人は多かれ少なかれ嘘や誤魔化しを用いて生きていると言えます。
私自身、その例外ではありません。
しかし、人間とはそんな不完全な存在だと認識した上で、信頼こそ最も価値あるものと信じ、個人としても企業としても真摯に取り組んで行きたいと考えています。
「リリース」とは
道義的な面や水産資源保全などの目的で、釣った魚を逃がすことをリリースと言います。国や地域によっては、持ち帰って良い魚の数やサイズを規定しています。
ただし、釣り上げた後にリリースされた魚の生存率に関しては諸説あり、リリースが本当に意味があるかどうかは定かではありません。
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