サイファー・テック代表取締役 吉田基晴のコラムです。
2008.4.15 [ 第8回 ]
負けちゃいられねぇ

負けちゃいられねぇと思いました。
うかうかできないと思いました。
某日某所にて、ある社長さんと弁理士さんと会食する機会に恵まれました。
その社長さんは一部上場企業の要職を歴任した後定年退職し、その後とある技術に関する画期的な仕組みを考案し、その仕組みを世に広める為に起業されました。
弁理士さんはその仕組みの特許成立に尽力されました。
既に日本での特許取得は完了し、近々米国でも取得するとの事です。
ここまでだと、別に珍しい話では無いかもしれません。
しかしこのお二人の根本は「銭・金」では無い、「社会に貢献する」「他者に還元する」という使命感と、みんな子供の頃持っていた「ロマン」や「夢」に満ちあふれていました。
その熱さはヤケドしそうな感じでした。
利口者達よ「青臭い。」と言うなかれ。
本当に世の中をプラスの方向で動かした人は、その瞬間まで青臭いと言われた人達なのだ。
その社長さんにしろ、一部上場企業を定年退職されたのであれば、以後は悠々自適で趣味として陶芸や蕎麦打ちを学ぶもよし、中小企業の顧問をやるもよしでしょう。
にも関わらずここからさらに大きなリスクを取って、この世に何かを為そうとしています。
62才と52才の人生の大先輩がリスクを取って、夢を持って挑もうとしているわけです。
しかも、その先輩方は若輩者の私の意見にも誠意を持って耳を傾け、いやそれどころか、時には頭を下げて話を聞いて下さいました。
私の何倍も経験を積み、実績も持ち、見識も広い方が、謙虚に、そして本気でビジネスと格闘しようとしているのです。
吉田は身震いすると同時に、「こりゃ負けちゃいられねぇ」と思いました。
「若輩者が甘ったれた事を言ってちゃいけねぇ」と思いました。
この先輩方との勝負ではなく、自分との勝負です。
やはり人生の先達はたくさんの事を教えてくださいます。
いろんな指針を有形無形に見せてくれます。
いつか、私も後輩にそんな姿を見せられるようになりたいものです。
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