第29回 トップランナーは見ている

先日、当社の顧客になっていただいているあるコンテンツ配信企業の皆様と打ち上げ&懇親会を持ちました。
ひとつのプロジェクトを終え、発注者/受注者の垣根を超えて互いに感謝の気持ちを持って楽しくお酒を飲み、そして次はさらによい仕事をしようと思えるって、仕事上の幸せの中でも頂点じゃないかと思います。よほど楽しかったのか、深夜まで、そしてかなり酔っぱらい、自戒の朝を迎えはしましたが、こんな幸せを味わえるって、狭義なライフワークバランス信奉論、飲みニケーション否定論に与しない性分で良かったなとしみじみ思います。

さて、その会社の事業部長さんとのお話しの中で私が嬉しかったのは、当社開発ソフトウェアへの高い評価もさることながら、直接の面識のない当社開発担当者(徳島オフィス勤務)をホームページで探してしっかりと見てくださっていた事です。案件を俯瞰してみる立場の事業部長が当社社員に興味を持ってくださっている。その事実に私が驚くと「見てますよ~。そんなの当たり前じゃないですか~。」と軽く返してくださいました。
事業部長の、新しいサービスや技術に対する鋭い嗅覚と、あくまでユーザ視線で自分たちのサービスを徹底的に見つめる真摯な姿勢には常々感心していましたが、関わるもの全てに興味を持ち、そして心を払える姿に触れ、その会社が業界トップランナーの位置にいることが当然のことに思えました。