第39回 夏祭り

自宅近くの小さな神社「子易神社」で夏祭りがあり、夕涼みがてら足を運んでみました。
本当に小さな神社で、わたあめや焼きそばといった出店も地元の方達の手によるささやかな感じですが、境内はご近所さんであふれかえっていました。何より嬉しいのは、たくさんの子供たちが元気いっぱい走り回っていたことです。子供がいる風景って、ただそれだけで安心感が漂います。

例えば農作業のような村を挙げての協働作業を営んだような時代からは、様変わりした今でも、夏のひとときを“近所に住んでいる”という縁だけではあっても、不思議な安堵感を持って一緒にすごせるって素敵なことだなとしみじみ感じました。

この私も何かの縁あってこの日本にこの時代に生まれたわけですから、こうした文化をきちんと伝えていきたいものです。