サイファー・テック代表取締役 吉田基晴のコラムです。
2010.11.1[ 第69回 ]
お願い申し上げます

このコラムは政治や経済についての批判を極力避けて明るい話を取り上げることを自分なりのルールにしてきたのだけれど、今回ばかりはその禁を破らせていただきます。
TPP(環太平洋連携協定)の参加検討に於いて外務大臣の前原さんが発した「日本の国内総生産(GDP)における第1次産業の割合は1.5%だ。1.5%を守るために98.5%のかなりの部分が犠牲になっているのではないか。」というコメント。
「それを言っちゃおしめぇよ。」でございます。
私たちが生きる糧とする日々の食事は、加工品であろうがどんな流通を経由していようが遡れば一次産業からのみ産み出されるものです。古来より私たちは家族や近隣者たちと少しでも豊かな食事(生活)をするためにいろんな産業を発展させてきたはずです。結果、二次産業や三次産業が大きくなったからと言ってもGDP比較で一次産業との優劣を語ってはいけないと思うのです。少なくともその軸で議論や説得をしては正しいゴールにはたどり着かないのではないでしょうか。
私など及びもつかない見識と高所にたったお考えと信じておりますが、何卒この国をミスリードしないようお願い申し上げます。
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