第95回 不惑

私、吉田基晴。先日40歳をむかえました。
子曰くの「不惑」でございます。
せっかくの節目ですので、孔子の言葉に自分のこれまでを重ねてみたいと思います。

吾十有五而志於学
15歳の頃の私。
あまり記憶が残っていませんがとにかく好きな女の子の事ばかり考えていたように思います。激しく遊びまわる合間に手抜きの勉強を要領だけでやっていました。
20代ではふらふらと何度か職場を変えていました。
激しく遊びまわる合間に瞬発力だけで要領よく仕事をやっていました。
この時期にもう少し仕事の基礎体力をつけておけば良かったと思いますが、それは後の祭り。

三十而立
30歳。
ご縁あって今に繋がる起業の道を歩み始めました。
起業してだんだんと自分の甘さや実力不足を痛感しけっこう凹みましたが、それでもベース呑気な性格が良かったのか諦めず歩みを続ける事ができました。

四十而不惑
そして40歳。
いまだに悩んでばかりのようです。
しかし、うまく言葉で伝えるのは難しいのだけれども、「私は何を美しいと感じる人間なのか」は明確になってきたように思います。他人の歩き方に刺激を受けることはあれど、羨ましいとか思うことが無くなりました。
自分の理想とする”美しさ”の体現に全力を注いでいきたいと思っています。

五十而知天命
六十而耳順
七十而従心所欲

さて、どんな人生が待っているのやら。