サイファー・テック代表取締役 吉田基晴のコラムです。
2012.4.16[ 第104回 ]
悠々として急げ

美波Lab開設のご縁から生まれ故郷徳島の地元の方からお話しを伺う機会があり、徳島県が日本で最も「限界集落」の比率が高い県であることを知りました。
限界集落[ウィキペディアより引用]:限界集落(げんかいしゅうらく)とは、過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になって冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になった集落を指す、日本における概念。
限界集落はそれこそ日本中に存在し、今後も増え続け、最後には集落そのものが、お祭りや集落ならではのしきたり、生きる上での小さな知恵、そんな文化と一緒に消え去ってしまうのでしょうか。
また私が稲作を楽しむ千葉でもそこが以前水田であったことが信じがたいような荒れた放棄農地を目にします。一度耕作を止めると数年で荒れ地になってしまうと伺いました。
農家の方の高齢化が進んでいることを考えると、日本中に点在しているだろうこの淋しい風景はさらに増え続け、山間部の狭小農地を中心に日本の食や環境を支えてきた田畑が消え去っていくのでしょうか。
「none of your business」
本当に?
私には、地方に愛すべき知人もそして未来を生きる子供たちもいます。
どちらの問題も残された時間は決して長くなく、そして個人ではいかんともし難い大きな問題であることはわかっています。
それでも悲壮にならず、無駄に焦らず、今の自分に出来ることを楽しみながらやっていきたいと思っています。
「悠々として急げ」
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