サイファー・テック代表取締役 吉田基晴のコラムです。
2012.5.1[ 第105回 ]
胎動

当社「美波Lab」では、サーフィンや釣りなどのいわゆる"遊び"や稲作や畑作など大地と触れる"農"と、現業・本業であるITワークの距離を徹底的に近づけることで新しい働き方や生き方を模索しようとしているのですが、こうした取り組みを"面白い"と思って頂けるのかテレビや新聞雑誌などメディアの方が取り上げてくださったり、「美波Labで働きたい」という方からの応募をいただいたりしています。
また、私自身はプライベートでも農や地域復興活動なんかに携わっていますが、こうした活動を通じて知り合う方々の中には、これまでの経済発展を前提とした"成長型の幸福感"とは異なる、農や食や地域や人と密接にかかわる中で得られる幸福感に価値を置き、企業勤めを離れローカルでスモールなビジネスを自ら立ち上げていく方がたくさんいらっしゃいます。
仕事はあくまで仕事の場であり、プライベート的な活動とは切り分けるべきという考えがあるのはわかっています。
また、経済活動の在り方についても「幸福のためには経済成長が必須」という意見も当然あり、どちらが個人にとって社会にとってより良い在り方なのかは今の私にはまだわかりません。
しかし、大きな組織の中で成り立つ生き方から、個として歩み、他の個と繋がっていく生き方へ。
何かそんな時代の流れの"胎動"が大きくなっているような気がしてなりません。
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