サイファー・テック代表取締役 吉田基晴のコラムです。
2012.12.3[ 第119回 ]
時間がかかる

選挙の季節がやって参りました。
"既存""新設""合流"とたくさんの政党があって、テレビの討論会なんて若手芸人を集めたバラエティ番組みたいで、もうガチャガチャ。
原発に関する方針も"脱"に"卒"に"フェードアウト"にと表現も乱れ飛び、公約を把握していなかった党首なんかも居て、当事者ももう何が何だか状態なのかもしれませんね。
大事な治世のことですから笑っちゃいけないのでしょうが、正直申せば滑稽で、ときに笑いを抑えきれない私でございます。
さりとて、私は政治にもこの国にも絶望しておりません。
全ての問題は横にも縦にも深々と繋がっており、一筋縄ではいかないのです。
何十年もの時の流れの中で生じてきた事象を、面子やかけ声の変更程度で一気に解決出来る訳がありません。
全ては時間がかかるのです。
商売を続ける中でそれなりの人数の経営者やビジネスマンとお会いしてきました。
奇抜なアイデア、巧緻なプレゼン、未来を(見たように)語れる力など、一見羨ましい能力をお持ちの方もたくさんいました。しかしそういう人に限って、当初の計画が少しでも狂うと後が続かないことが多かったように思います。評価を集める方、信頼できる方、一緒に仕事したい方は、やるべきことを地道にやり続けている方ばかりのように思います。
政治もそう。
時間がかかることを、時間をかけてもやりとげる人物を選びたいものです。
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