サイファー・テック代表取締役 吉田基晴のコラムです。
2014.4.1[ 第151回 ]
伊達

伊達者:豪奢、粋、洒落た人のこと。
この時期店頭に並ぶ5月人形でも伊達政宗モデルは人気があるように見受けられ、無粋な私とて伊達な男に憧れぬでもありませんが、やはりご縁のない言葉だと自認いたしております。
さて、インフルエンザに花粉症と続く時期とはいえ近頃はマスクの人が矢鱈に多いように思っておりました。
「日本人はいつからこんなにマスクをするようになったのだろう。」「私が知らないだけで、実はこわーい感染性の病気が流行っているのかしら?」などと考えておりましたが、健康面とは別の理由で着用するマスクを表す“伊達マスク”なる言葉が存在し、そして精神的な理由などで日常的に伊達マスク(その時点で伊達マスクでは無くなっているのかもしれませんが)を離せない方が増えているというニュースを最近読みました。
マスクなど極力したくないと思って育って参りました者としては、いやはや、驚きのお話しでございました。
また、先日とある方からは「服屋さんに行くときは音楽聞いてなくてもヘッドフォンをして行くよ。売り子さんに話しかけられなくていいよ。」との生活の知恵を授けられました。なるほど、でございます。こちらの場合はさしずめ“伊達ヘッドフォン”ということになるのでしょうか?
確かに他人との求めぬ接触や会話は人生の面倒事のひとつとも言え、無い方が楽かもしれません。
しかし、そうした日々の接触をマスクやヘッドフォンで避け続けていたら、気がついたら全身が粘膜みたいに敏感で抵抗力を失い、いざ必要という時に余計に苦労するのじゃないかと懸念しております。
“伊達マスク”に“伊達ヘッドフォン”。
そんな“伊達”はご縁のない自分でいようと思っております。
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