第166回 教える教わる

それなりに年齢を重ねたせいか、そもそもの性分なのか。
どうも私は若い人たちが何かにあたるとき「本当に大丈夫かな?」と心配しすぎるところがあるようです。

ICT関連企業が圧倒的に少ない同エリアで次代を担う若い子たちにICTに触れる機会を提供したいと、先日徳島県の県南地区で中学生・高校生向けのプログラミングイベントを開催しました。
「デジタルの可能性やものづくりの楽しさを知ってもらおう」
「将来の仕事選びの時にICT業界も選択肢にしてもらおう」
そんな思いに加えて「あわよくば私たちの会社に就職してもらおう」と、助平な気持ちもあるのはお許しください。
プログラミングイベント
2日という僅かな時間でのプログラミングイベント。
「きちんと教えられるのかな?」「本当に楽しんでもらえるかな?」との不安を持っていたけれど、子供たちの好奇心に満ちた表情や小さな成果が出たときの満足そうな笑顔はそんなおじさんの不安をいとも簡単に吹き飛ばしてくれました。初対面の仲間と協働し、最後にはきちんと動くアプリケーションが創り上がったようです。
子供ってすごい!

若い人たちと時間をすごすといつもこうなります。
「教えるつもりが教えられる。」