サイファー・テック代表取締役 吉田基晴のコラムです。
2015.3.2[ 第173回 ]
流行りもの

「これ、流行ってるんですよ〜。」
「へー。どこがいいのか判らんなぁ。」
「流行を否定しはじめたらおじさん化してる証拠ですよ〜。」
「いや、本物にはね、流行や廃りを超えた本質があってね。」
「その返し、まさにおじさん化ですよ〜。」
「・・・。(苦笑)」
飲み屋でのそんな会話など気にしていないつもりでしたが、私も人の子。反発して今年の冬は流行りものをしっかりと受け入れました。
ノロウイルスにインフルエンザ。
やはり少なくとも体力はおじさん化していたようです。流行ものと向き合うのは実に骨が折れました。
また、無駄話を披露致しました。
我が社が東京から過疎地に本社を移転していたりすることからか、近頃「流石っ!社長は流行を経営に取り入れていますね〜。」などと言われることがあります。褒められてんのだか小馬鹿にされてんのかよく判らない言葉に、どう反応して良いのやら。飲み屋の会話同様に苦笑いするだけです。
時流が読めるだのアイデアマンだの言われることもあるのだけれど、勘弁してくださいな。そんな才能があれば苦労しませんし、少なくとも私はその類の人間ではございません。
いろんな立派な方にお会いして観察させていただく中で、世の中にいわゆる「時流を先読み」だの「アイデア」だのそんなセンスや能力を持っている天才は(ほぼ)居らず、「思いつき」や「ふと感じたこと」や「たまたま起こった境遇」を自らのこととして捉え行動に移せる人が居るだけだと思えるようになりました。言うなれば「行動する凡人」というところでしょうか。
私も「行動する凡人のおじさん」でありたいと思います。
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