第195回 仕事が創られる

「商談にさえこぎ着けられれば」
「商品がもっと良ければ」
「うちの営業がもっと強ければ」
こんな泣き言、言っていませんか?こんな言い訳、聞こえてきませんか?
「仕事を創るのは“商品”に“営業”」。
そんな“アタリマエ”が間違えているのかもしれません。

先日台湾でとある会社さんにお世話になりました。
多少の知人だったとは言え、慣れぬ私たちの為に食事からお酒から商談の場作りまで、あれやこれやと面倒を見てくださいました。訪問したオフィスは清潔で、どの方も挨拶をしてくれ、明るくスマートで、会話には機微があり。つまり「人のクオリティが高い!」というやつでしょうか。国も言語も違い、ましてや業種も全くことなる会社さんですから仕事上でお付き合いをすることは通常あり得ないのだろうけれど、「この会社さんと仕事をしてみたい」「その為になんとしても仕事を創ろう」とさえ思えました。

“仕事があるから付き合う”のではなく“付き合いたいから仕事を創る”。
素敵な会社・素晴らしい会社はこんな風なビジネスの広がりがあり、益々発展していくのでしょうね。
今度は台湾。また、先生が出来ました。