サイファー・テック代表取締役 吉田基晴のコラムです。
2016.2.15[ 第196回 ]
糧を得る

厳冬期恒例の鰤(ブリ)釣り。
過去の挑戦と惨敗ぶりは当コラムでも紹介させていただきましたが、とうとうやりました。
今年の吉田はひと味違う。鰤のように出世します!
などと偉そうに書きましたが、その実は美波Lab近くにお住まいの浜口さんの「今年こそ吉田社長に鰤を釣らせたい!」の思いにおんぶに抱っこの釣行でした。それでも10s近い鰤の強烈なヒキの感覚は今も両腕に残っています。
それにしても凄いのは浜口さん。
 船:元船大工浜口さんが造船
 釣り竿:釣り具メーカーと浜口さんの共作
 仕掛け:浜口さん手製
 操船:浜口さん
日本全国、獲れる鰤は数あれど、ここまで自らの手で釣り上げる鰤は少ないのじゃないかしら。
その驚きと感動を伝えると、「たまたまこんな人生になっただけよ。けど、やっぱり釣れた時の喜びは大きいよな。」とひと言。
時を同じくして、食に関するニュースがたくさんありました。
某チェーン店の廃棄食品が再販流通していたこと。
幸を願う恵方巻きの販売で、お店に販売ノルマが強いられ、結果大量の廃棄が出ていること。
“食や糧”という大切なことを人に委ねる社会の、委ねることが効率的と言われる時代の対価・代償なのかもしれませんが、浜口さんの鰤との乖離には実に考えさせられました。
浜口さんのようにはなれない私だけれど、糧を得るということの意味を大切にしていきたいものです。
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