第229回 良い学び

職・住・遊が近接する地方だからこそ可能なワークスタイル、「半X半IT」を提唱する我が社。
その考えに多大な影響をくださった塩見直紀さんのお招きで、氏の本拠地京都府綾部市を訪れました。
訪問の目的は、塩見さん主催の「地方でスモールビジネス起業を目指す方たちの為の学びの場」での講演。
「地域との繋がりを持ち、地域で自分らしい生業をつくる」そんな生き方を目指す真剣な皆さんたちの学びの場。私の経験がどれだけお役に立てるのか?はなはだ心許なかったけれど、それでも真剣には真剣を返すしか無いと精一杯務めさせて頂きました。

お役目を頂いたお陰で初めて綾部を訪問し、里山の風景や歴史や塩見さんの思想をたくさん伺うことができました。
「良い町には良い学びがあります。」
「僕はここを良い学びのある町にしたいんです。」

この学びの場を初めて3年目。10年は続けていきたいんだとか。
いつも物静かな語りの塩見さんの、穏やかだけど強い意志が感じられた言葉。

良い町には良い学びがあるならば、きっと良い組織・良い会社にも良い学びがあるはずです。
常に良い学びがある組織を目指して。