第249回 えっへん

GWの始まった日、子どもたちの授業参観がありました。
私も小学生2児の父。
2つの教室を行ったり来たりしながらも、今年はゆっくりと我が子と教室の様子を眺めることができました。

当時の私はどうだったのかしら?
よく手を上げる子も居れば、自分は滅多と手を上げないけれど、友だちの発表に誰よりも拍手を送る子も。
そんな個性の違いはあっても、発表が先生や友だちに認められたときに一応に見せる誇らしげな顔。
子どもたちが見せるあの誇らしげな顔は、春の新芽のように美しく、生命観に満ちあふれていました。

「えっへん」
子どもたちは、日々、小さな挑戦を積み重ね、誇らしく思っている。

小さくたっていいじゃない。大人だって、日々、挑戦を。
自慢と思われたっていいじゃない。大人だって、誇らしさが顔に出る仕事を。