第264回 自分色を透明に

書き始めて11年。このコラムをさらに1年積み上げることができました。
「波乗りオフィスへようこそ」。そんな映画の主人公のモデルになったり、自著出版の機会を頂いたりと、思わぬ出来事が続いた一年でした。
ことの善し悪しは常に表裏一体ゆえ、喜んでばかり居る訳ではありませんが、望めば得られる訳では無い場を頂いたありがたい一年でした。

しかし、今年の吉田は
特に積極的に動いたと言うわけでもなく
特段ガツガツとしていたわけでもなく
むしろ以前より自分理由・自分都合が減って、周りのこと、他の人の理由や都合を考えた一年だったように思います。
何か気づきがあったのか、歳を重ねた故なのか。
いずれにしろ、自分理由、自分都合が減るとものの運びは良くなるようです。
好きなことを重ねながら、自分の色が透明に近づく。
来る平成最後の年もそんな一年に。

2018年最後のコラムとなりました。
皆さまの2019年が、幸多き年となりますこと心よりお祈り申し上げます。