イベントレポート

イベントレポート("徳島県主催「サテライトオフィスセミナー」に代表の吉田が登壇いたしました")

徳島県は「自然の豊かさ」と「全国屈指のブロードバンド環境」を兼ね備えており、新たなワークライフスタイルを求める都会のICT企業のサテライトオフィス開設が続いております。2014年8月25日、徳島県はさらなるサテライトオフィスの誘致を進めるべく「サテライトオフィスセミナー」を首都圏でサテライトオフィスの可能性を検討している企業向けに開催し、当日はNPO法人グリーンバレー理事長 大南信也氏、ダンクソフト株式会社代表取締役 星野晃一郎氏とともにサイファー・テック株式会社代表取締役 吉田基晴が登壇しました。

サテライトオフィス開設で災害へのリスクを分散


 サテライトオフィス「美波Lab」

 台風11号で床上浸水した美波Labの様子

美波町にサテライトオフィス「美波Lab」を開設した経営者として吉田が登壇し、「サテライトオフィス開設前は、人材採用に苦戦していた。アウトドアの趣味を充実させたいと願う優秀な人材を求め、海・山・川の自然環境がそろった美波町でサテライトオフィス開設を決めた。サテライトオフィス開設後、社員数は3倍に増え業績も上昇してきている」と開設のきっかけとその効果を説明しました。

さらに吉田はサテライトオフィスを開設したことによって、結果的に災害に対するリスク分散ができるようになっていることを説明。「台風11号で美波Labが浸水してしまい、復旧のため一時的に閉鎖することになった。しかしサテライトオフィス制度に取り組む中で、業務の多くをクラウド化させていたので、美波Lab社員は次の日から徳島オフィスで勤務することができた。」とサテライトオフィスの副次的なメリットを参加者に伝えました。


徳島県のサテライトオフィスは「ヒトノミクス」が起こっている

また美波町と同じくサテライトオフィスが相次いで開設されている神山の事例について、NPO法人グリーンバレー理事長 大南信也氏、ダンクソフト株式会社代表取締役 星野晃一郎氏がそれぞれご紹介されました。グリーンバレーの大南氏は「サテライトオフィス誘致はまさに『ヒトノミクス(人と人とのつながり)』を生み出した」と語るとともに、サテライトオフィス開設の増加によって、オフィス周辺に飲食店を経営する人も移住してくるなど、地域が活性してきていることを説明しました。

ダンクソフト星野氏からは、「以前、伊豆でサテライトオフィスの実証実験をしていたが、ブロードバンド環境が整っていなかったことから、業務効率が下がり失敗に終わっていた。伊豆での失敗を活かすため、整ったブロードバンド環境を求め、神山にサテライトオフィス開設を決心した」と開設の経緯を話されました。また「サテライトオフィスで勤務することによって、通勤時間がほとんどなくなることも魅力。通勤時間を減らし私生活の時間を増やすことによって、ライフスタイルの質を上げていくことは、最終的には仕事の質につながってくる」とワークライフバランスの充実が事業成長につながることを印象づけました。

地方だからこそ、人と巡りあうことができる

登壇者3名によるパネルディスカッションでは来場者からの質問に、登壇者が経験をもとにサテライトオフィス開設のメリット、デメリットを紹介。最後に吉田は「過疎が進み、課題が見えやすい神山や美波にサテライトオフィスを置くことは、経営者として、多くのものを得ることができる環境ではないかと感じている。」と経営者として成長できるメリットがあることを来場者に伝え締めくくりました。