【36番札所】仕事のかたわら農業を行う(3):収穫

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こんにちは。托鉢僧・安田です。

昨年11月より、美波Lab的ワークスタイルを実践しようとオフィス内でラディッシュを育て始めました。先日、ついにその収穫のときを迎えましたので結果を報告します。

ラディッシュは和名で二十日大根といい、その名の通り早くて20日程度で収穫できる作物です。しかし、気候条件によっては(気温が低い場合など特に)収穫まで2ヶ月程度を要することもあるそうです。今回は真冬ということもあり、3ヶ月弱の育成期間を取りました(11月30日~2月25日)。

最終的な外見はこんな感じ。生育具合の悪い株を随時間引いていた結果、2株だけしか残りませんでした。

掘っていきます。

さらに掘っていきます。球根が出てくる気配はありません。

根っこの先まで抜けました。食べられそうな部分は見当たりません。

もう一本の方も同じで、葉の下には根があるだけになっています。

育成失敗……?
本来であればこの赤い根っこの部分が膨らんで、いわゆるラディッシュの部分になるのだと思います。しかし、今回は全くこの部分が成長しませんでした。どうしてこんな結果になったのでしょうか。考えられる原因はいくつもありますが、色々と調べた結果以下の3つが大きな原因なのではないかと思います。

1.間引き
育成4日目の時点で既に育て方を誤っていたようです。双葉が開いたら4~5センチ間隔に間引きしなければならないのですが、間引きをしたのが7日目。この7日目の時点ではすでに茎がかなり長くなってしまっており、根もしっかりと這ってしまっていました。こうなると一つの株が生育するのに十分なスペースが確保できず、結果丸くならないのだそうです。

育成7日目の様子

2.盛り土
盛り土もかなり重要な作業のようです。1枚目の写真からもわかるように、葉の下の赤い部分が露出してしまっています。この状態も根が膨らまない大きな原因の一つだそうです。盛り土をする場合は、葉のすぐ下が隠れるくらいまでしっかりと盛ることが大事なようです。確かに写真を見ると、葉の重みに耐えられなくて茎が横を向いてしまっていますね。

3.室温
そもそも育てる季節が適していなかったのではとも思います。オフィスの室温は、勤務中であればエアコン等を入れますから最低20℃をキープできるのですが、夜など人がいなくなってしまうと、当然外気温と同じかそれに近い温度にまで低下してしまいます。これも原因の一つだと考えています。

◇◇◇

さて、それでは収穫したものを食べてみます。丸くはなりませんでしたがラディッシュはラディッシュ。味はそう変わらないでしょう。

「ラディッシュ風味の根っこ」

というのが率直な感想です。大根の辛い部分の風味がわずかに感じられますが、それ以外は根を食べているのとほとんど同じようなイメージ。そして、正直なところラディッシュの本来の味がどんなだったかも曖昧なので、比較のしようがありません。

ただ、唯一救い(?)だったのが葉です。葉っぱの部分は順調に成長して可食部も多かったので、別途持ち帰ってサラダにして食べることにしました。サラダといっても皿に盛り付けてドレッシングをかけただけなのですが、葉はとても美味しくいただくことができました!普通にスーパーで売っている何かの野菜の葉部分とそう大差ありませんでした。

育成が簡単と言われている作物でも、基本を押さえなければ当然うまく行きません。今後は今回の経験を活かして作物づくりをしていきます。

また次回お会いしましょう!

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