第118回 ものまねの対象

漁業や農業を中心とした人口数千人の美波町日和佐地区。
そこに設立した”美波Lab”のスタッフ、久米と住吉が地元中学校でICTの出前授業の講師を担当しました。
町内唯一に近いICT関連企業ができる、ささやかな地域貢献です。
ICTの出前授業
「魅力的なホームページの作りかた」を学ぶ事を目的にした全3回の講座。
残念ながら私は同席できなかったのですが、担当した二人からは「教えることがこんなに難しいとは…。」と、人に何かを教えることの難しさを感じたコメントを聞いていたので、生徒たちがICT技術の中身やその有用性を理解できたか、ICT業界やそこで働くスタッフのことをどのような視線で見つめたかが気になっていました。

ところが昨日、地元の方から、出前授業を受けた日和佐中学校3年生の間で久米や住吉の”ものまね”が流行っていることを聞きました。
私なんかもそういうことをし尽くしたタイプですが、子供って憧れの対象や友達が注目する人をまねたがりますよね。
教え子たちがICT企業から突然講師としてやってきた久米と住吉に注目し、二人の”ものまね”をして楽しむシーンを想像して、なんだか微笑ましく、妙に嬉しく、美波町にオフィスを作って良かったなとしみじみ実感いたしました。