第229回 良い学び

第229回 良い学び

職・住・遊が近接する地方だからこそ可能なワークスタイル、「半X半IT」を提唱する我が社。 その考えに多大な影響をくださった塩見直紀さんのお招きで、氏の本拠地京都府綾部市を訪れました。 訪問の目的は、塩見さん主催の「地方でスモールビジネス起業を目指す方たちの為の学びの場」での講演。 「地域との繋がりを…
第228回 乾杯!

第228回 乾杯!

乾杯 今君は人生の 大きな 大きな舞台に立ち 遥か長い道のりを 歩き始めた 君に幸せあれ (長渕剛 作詞/作曲「乾杯」) 当社パートナー企業の担当者でもあり、友人でもある若者が結婚しました。 二人の出会いには、ほんの少しだけ私も影響しました。 無責任な?私のひと言をもご縁にし、その縁を育てあげた二人…
第227回 ふくよかな環境

第227回 ふくよかな環境

実家は金物屋にプロパンガスの販売、叔父は水道工事、母の里は稲作に酪農、親戚には漁師さん。そしてご近所には魚屋さん、お寿司屋さん、たこ焼き屋さん、傘の修理屋さん・・・。 小さな頃からいろんな職業の方たちを身近に見て育った私でございます。 それに加えてお調子者の性格。お手伝いと称して散々邪魔をしていたに…
第226回 長生き

第226回 長生き

“仕事も趣味も100%で臨める場所”を求め、徳島県美波町にサテライトオフィス美波Lab(現本社)を開設したのが2012年5月。早いもので5周年を迎えることが出来ました。 「出社前にサーフィン」「仕事の息抜きに農作業」。職・住・遊が近接する地方だからこそ可能なそんな暮らし方を求める仲間が集い、会社規模…
第225回 田んぼに見える

第225回 田んぼに見える

今年で6年目になる美波Labでの米作り。 今年もスタートしました。 サテライトオフィスが続々と進出する美波町らしく、毎年、米作りの仲間が増えていきます。 近頃はサイファー・テックも他の企業さんも家族連れでの参加が多く、快晴の田んぼは賑やかな笑い声に包まれます。怠惰な言い出しっぺは、人手が豊富なことを…
第224回 まめさ

第224回 まめさ

東京から徳島の小さな町に本社を移した我が社は、地銀さんともおつきあいさせていただくようになりました。今日はその地銀の支店長さんのお話し。感心させられる支店長さんのお話。 この春、社会に出た人たちに贈る。 その支店長さん、朝はいつもお店の周りを見回っている。定期的に情報交換会の場を開き、私に関係しそう…
第223回 背中

第223回 背中

一家で美波の人になってはや1年。 大人達の心配などなんのその。子ども達は職場の様子を見に来たり、同僚のお子さんと友達になったり、同僚の住吉君と同じ連(チーム)で阿波おどりを踊ったりと、親や大人や人間関係や仕事なんかを身近で見られる環境ですくすくと成長している様子です。 この春、小学2年生になる息子。…
第222回 糸

第222回 糸

こんな糸が なんになるの 心許なくて ふるえてた風の中 (中島みゆき 作詞/作曲「糸」) 思いあって始めたことも 価値があると取り組んでいることも ふと意味や意義を見失うことってありますよね。 過日、美波町から離れた都会の片隅で美波町出身の方とお酒をご一緒する機会をいただきました。 このコラムにいつ…
第221回 強敵

第221回 強敵

「強敵」と書かれて「とも」と読んじゃう方は漫画「北斗の拳」のファンに違いありません。 ケンシロウにトキにラオウにシンにレイにサウザーにシュウ・・・。拳を交え、時に命を奪い合う闘いの先に「とも」になる。そんな私も「北斗の拳」に熱狂した世代でございます。少年ジャンプが170円ぐらいだったころ、北斗の拳読…
第220回 ご近所さん

第220回 ご近所さん

この節ちょっとした困難にぶつかり、どこか心が晴れずという時期を過ごしておりました。 「基本的に晴れ」の吉田基晴にも曇はかかるし、時に雨も降るのでございます。 そんな時に、いつも地域のおっちゃんたちが声をかけてくれます。お酒に誘ってくれます。 飲んで、歌って、馬鹿話をして、飲んで。 「お前は地区の星や…
第219回 交換型経済

第219回 交換型経済

「海 徒歩30秒のITオフィス」に興味を持っていただけるのか、美波本社にはたくさんのお客様が見学に来られますが、お客様を車に乗せて町内をご案内している途中でも、先々で「吉田さん、白菜持って帰り」「お漬け物が出来たからどうぞ」「太刀魚、お子さんに食べさせてあげて」と町の方から声がかかり、気がつけば車の…
第218回 仕舞

第218回 仕舞

美波Labのご近所さんが亡くなりました。 戸数20軒足らずの小さな小さな集落に本社を置く我が社にとっては、集落内のご近所さんはときに身内のようなお付き合い。そんな身内のようなご一家のおばあさんが亡くなりました。 上京中だった故、お見送りに参列することが叶わなかった私がお線香をあげに行くと、ご家族から…