第161回 5,6,7を以て上とする

このお話しを、八方美人と言われがちなあなたに、八方美人と言われがちな男より贈る。

“自分が信ずる道を歩む際には他人の評価に一喜一憂しない”
頭ではそう思っていても、いざ否定されるとやはり気になるものです。
先日もそんな経験をしました。
お酒の場で利害関係が無いと思っていた人から「お前のやっていること、良いと思っていないぞ。」との忠告を頂戴し、小心者はイヤな気分になっていました。

ところが、この話を聞いた尊敬する海の男がこれまた酒の場でこんな事を言ってくれました。
十人十色の世の中で、人の評価は5,6,7を以て上とする。
10人の意見を聞いて、5,6,7人が評価するなら上等。
2,3人しか評価しないなら自分を見つめ直せ。
もし全員が評価するならばそれは人に合わせて二枚舌を使っているということ。
わしはそれが最もだめなことだと思っている。
誰も彼もがあんたのことを「いい人だ」「素晴らしい」と評価するなら、わしはあんたを信頼しなくなるよ。

ありがとうございました。
頂いた言葉を刻んで、真っ直ぐ歩いて行きます。