サイファー・テック代表取締役 吉田基晴のコラムです。
2010.2.1[ 第51回 ]
秋葉原駅前で元気になる

この時期、各種統計情報を耳にします。
 ・長らく続けてきたGDP世界ランキング2位の座をまもなく失う
 ・自殺者の数が今年も3万人を突破
など、暗い話題を伝えるニュースは妙に活字が大きく
一方で
 ・交通事故による死者の数が年々減少し、2009年は57年ぶりに5千人を切ったこと
 ・犯罪による死者の数は年々減っており、その値は世界的にも非常に低い率であること
というような、明るいニュースはどうも声が小さい感じ。
この国のどこかには、世の中に不安が満ちているほうが都合のよい人がいるのかしら?
戦中の大本営ではありませんから、悪い情報を流すなとは言いませんが世の中の明るい話題にこそきちんと光をあてていただきたいものです。
「日本なんて…。」と思うなかれ。
私は仕事で秋葉原に足を運ぶ機会がありますが、駅前のビックカメラのビルを記念(?)撮影している外国の方(西欧の人もアジアの人も)がたくさんいることをご存じですか?お節介日本人は何度かシャッターを押してあげたのだけど、日本メーカーのデジカメ液晶に映ったビックカメラ前に立つ彼らはとても嬉しそうでした。
私たちにとっては見慣れた家電量販店の風景も海外の人にとっては価値のある“文化”なのかと思うと、私などはなんだかくすぐったいけれど妙に嬉しく元気な気持ちになれるものです。
大切なのは、暗い情報に萎縮するのではなく、自分たちの中にある良さや価値を見つけ、小さな誇りを持って生きていくことではないでしょうか。
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