第51~60回

第60回 地上の星

第60回 地上の星

私は中島みゆきの歌が好きである。 「ファイト!」や「地上の星」。 よせばよいのに、カラオケで熱唱して興醒めさせることも多いようですが。 7年の苦難の旅路を終え「はやぶさ」が帰還しました。"星の砂"を格納しているかもしれないカプセルも無事に回収できたようです。 役目を終えて燃え尽きた「はやぶさ」の最後…
第59回 Your own risk

第59回 Your own risk

某日某駅での出来事。 駆け込み乗車をしようとした親子。 両親の後を追って走る7,8才ぐらいのお子さんが改札口で駅から出ようとする人とぶつかって転倒し泣き出してしまいました。もちろん電車に乗り遅れたのは言うまでもありません。子供がぶつかった相手にお詫びをするのかと思いきや、その両親は駅員さんをつかまえ…
第58回 育て!吉田米

第58回 育て!吉田米

昨年友人の稲作を手伝ったことはこのコラムでも紹介しましたが、そのご縁が繋がって広がって今年から千葉県匝瑳市に水田を借り、自ら稲作をはじめました。 なぜ稲作かって? (現金を)稼げる生き方も強いのだろうけど、現金収入をそれほど必要としない生き方はより強いと思いませんか? 将来私は農や採集、狩猟なんかに…
第57回 春が来れば思い出す

第57回 春が来れば思い出す

徳島県在住の友人から写真が届きました。新緑が香り立つ、春の渓流の写真です。 ここは四国の銘河吉野川の源流部で野生のアマゴやイワナが生息しており、フライフィッシングを嗜んだ私は何日・何夜この渓流で過ごしたかわかりません。 この写真を眺めていて、ふと、今は亡き友人との思い出が蘇りました。 もう10年も前…
第56回 空想力

第56回 空想力

私事ですが、3才になった長女が幼稚園に通い始めました。昨年秋に授かった長男もむくむくと成長しています。"人は生まれ、時とともに成長する"という当たり前のことがこれほど嬉しいものだということを知りました。 子供の存在により私は少し視野や空想力が広がったように思います。以前は、自分に子供が生まれたときに…
第55回 馬には乗ってみよ、人には添うてみよ

第55回 馬には乗ってみよ、人には添うてみよ

今日から4月。 学校に入学した人、新たに社会人になった人、新しい部署に移った人・・・。 立場は違えど、たくさんの新人さんの季節です。 2010年の4月1日、表面上の私の立場は何も変わらなかったけれど、そんな新人さんのフレッシュな気持ちを想像して、社会人15年目の"心の新人"でありたいと思います。 今…
第54回 春の便り

第54回 春の便り

今朝、当社徳島オフィスのメンバーから「今年も吉野川の土手に菜の花が咲いて、黄色のカーペットになっていますよ。」という連絡をもらいました。嬉しい春の便りです。 地元では桜よりも先に訪れる春の風物詩です。春の風景をお裾分け。 ※遠景の山が映画の舞台にもなった「眉山」です。(財団法人徳島県観光協会から頂い…
第53回 食と職

第53回 食と職

「何を食べても飲んでも東京が一番おいしい」という話を聞くことがあります。 「同じ食材でもお酒でも最上級のものは東京に集まるからだ」とも聞きます。 食通っぽい方の意見だったりするので、それはそれで見聞を重ねた上での一つの真実なんだろうと特に反論はしません。 私などはグルメというよりグルマンに分類される…
第52回 日本を支える社長さん

第52回 日本を支える社長さん

“IT企業”や“ベンチャー企業”という言葉には妙なイメージがつきまとうようになった様で、ソフトウェア会社の社長というだけで、強い上昇志向を持ち金銭的にウハウハの人生を目指していると思われる事があります。 「目指すはホリエモン!?」などと言われると返す言葉も無く、ドラえもんのような私の体型をネタにされ…
第51回 秋葉原駅前で元気になる

第51回 秋葉原駅前で元気になる

この時期、各種統計情報を耳にします。 ・長らく続けてきたGDP世界ランキング2位の座をまもなく失う ・自殺者の数が今年も3万人を突破 など、暗い話題を伝えるニュースは妙に活字が大きく 一方で ・交通事故による死者の数が年々減少し、2009年は57年ぶりに5千人を切ったこと ・犯罪による死者の数は年々…