サイファー・テック代表取締役 吉田基晴のコラムです。
2008.6.16 [ 第12回 ]
地下鉄とiPod

先日、終電間近の地下鉄内で「携帯電話の利用やiPodからの、、、ご注意ください。」という乗車マナーに関する車内放送が聞こえてきました。同僚との飲食の後だったので少し酔っぱらっていた吉田ですが、そのアナウンスを聞いて正直ビックリしました。公共交通のアナウンスで“iPod”という単語が当たり前のように使われていることにです。“携帯音楽プレイヤー”でも“音楽機器”でも“ウォークマン”でもなく“iPod”という言葉が出た事実にです。
「アップル、やるなぁ。」と思うと同時に、高品質で小さな精密機器を生み出すことは日本のお家芸だと信じて育ってきた世代(吉田だけ?)の私には、軽くジェラシーというか、淋しい感じがしました。
「良いものは良い」と思いますし、海外の製品に対する理由の無い排他的な感情を持っているつもりはありませんが、やはり日本人として悔しい思いがしたのも事実です。
当社が属するソフトウェアの世界も同じ。多くの海外技術や海外製品に満ちあふれている市場ではありますが、夢とプライドを持って良い仕事を続け、他に負けない価値ある製品を生み出していきたいものです。
そんな努力を続けた先で、いつの日か見ず知らずの町の喫茶店で「サイファー・テック」とオーダーして、給仕さんに「お客さん、サイファー・テックは飲み物じゃなくてセキュリティの会社ですよ。」なんて言われてみたいものです。
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