第65回 阿波踊りと高杉晋作

第65回 阿波踊りと高杉晋作

私の出身地でもあり、当社が開発オフィスを構える徳島県では1年に1度の大イベント"阿波踊り"が今年も賑やかに開催されました。私を含む徳島人には阿波踊りのリズムが聞こえてくるともう気もそぞろで何も手に付かないという人種が少なくありません。 そんな阿波踊りの有名な一節「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊ら…
第64回 小さな歩幅で歩み続ける

第64回 小さな歩幅で歩み続ける

私が徳島県の田舎町(美波町)出身であることはコラムでも何度か書いてきましたが、このお盆も帰省して家族や古くからの友人と時間を共にしてきました。 「ふるさとは遠きにありて思ふもの」という詩句もありますが、やはり故郷で過ごす時間はかけがえがありません。 さて今夏、私は実家の家業の手伝いで同地区にある母方…
第63回 そんな私はスマートか?

第63回 そんな私はスマートか?

「吉田がスマートだって?」 私の身近な人はこのタイトルを見て「酷暑にとうとう吉田の頭もおかしくなったか。」と心配されたのではないでしょうか? いくらうだるような暑さが続く今夏とはいえ、さすがにそんな勘違いはいたしません。 今流行のスマートフォンの話題でございます。 スマートフォン。 Twitterや…
第62回 私は”田植え男子”?

第62回 私は”田植え男子”?

残念ながらビジネス誌にはあまりご縁のない私ですが、別の雑誌に掲載されたので紹介させてください。 扶桑社さんから出版されている "SPA!(スパ)"という雑誌をご存じですか? このSPA!の7月20日号に、都会に住みながら農業で自らの食料を得ようとする男性が増えていることを取り上げた記事が出ており、ご…
第61回 農作業の効能

第61回 農作業の効能

春に植えた稲はスクスクと成長していますが、農薬や除草剤に頼らず人力で多くを自然に委ねた農法なので雑草の方もこれまたスクスクと大繁栄となりました。 どれが稲やら雑草やら状態です 梅雨の合間の週末は、田んぼ仲間と1日中草抜き作業。   草まみれ、泥まみれ、汗まみれ・・・。   かがむ、草を抜く、草を捨て…
第60回 地上の星

第60回 地上の星

私は中島みゆきの歌が好きである。 「ファイト!」や「地上の星」。 よせばよいのに、カラオケで熱唱して興醒めさせることも多いようですが。 7年の苦難の旅路を終え「はやぶさ」が帰還しました。"星の砂"を格納しているかもしれないカプセルも無事に回収できたようです。 役目を終えて燃え尽きた「はやぶさ」の最後…
第59回 Your own risk

第59回 Your own risk

某日某駅での出来事。 駆け込み乗車をしようとした親子。 両親の後を追って走る7,8才ぐらいのお子さんが改札口で駅から出ようとする人とぶつかって転倒し泣き出してしまいました。もちろん電車に乗り遅れたのは言うまでもありません。子供がぶつかった相手にお詫びをするのかと思いきや、その両親は駅員さんをつかまえ…
第58回 育て!吉田米

第58回 育て!吉田米

昨年友人の稲作を手伝ったことはこのコラムでも紹介しましたが、そのご縁が繋がって広がって今年から千葉県匝瑳市に水田を借り、自ら稲作をはじめました。 なぜ稲作かって? (現金を)稼げる生き方も強いのだろうけど、現金収入をそれほど必要としない生き方はより強いと思いませんか? 将来私は農や採集、狩猟なんかに…
第57回 春が来れば思い出す

第57回 春が来れば思い出す

徳島県在住の友人から写真が届きました。新緑が香り立つ、春の渓流の写真です。 ここは四国の銘河吉野川の源流部で野生のアマゴやイワナが生息しており、フライフィッシングを嗜んだ私は何日・何夜この渓流で過ごしたかわかりません。 この写真を眺めていて、ふと、今は亡き友人との思い出が蘇りました。 もう10年も前…
第56回 空想力

第56回 空想力

私事ですが、3才になった長女が幼稚園に通い始めました。昨年秋に授かった長男もむくむくと成長しています。"人は生まれ、時とともに成長する"という当たり前のことがこれほど嬉しいものだということを知りました。 子供の存在により私は少し視野や空想力が広がったように思います。以前は、自分に子供が生まれたときに…
第55回 馬には乗ってみよ、人には添うてみよ

第55回 馬には乗ってみよ、人には添うてみよ

今日から4月。 学校に入学した人、新たに社会人になった人、新しい部署に移った人・・・。 立場は違えど、たくさんの新人さんの季節です。 2010年の4月1日、表面上の私の立場は何も変わらなかったけれど、そんな新人さんのフレッシュな気持ちを想像して、社会人15年目の"心の新人"でありたいと思います。 今…
第54回 春の便り

第54回 春の便り

今朝、当社徳島オフィスのメンバーから「今年も吉野川の土手に菜の花が咲いて、黄色のカーペットになっていますよ。」という連絡をもらいました。嬉しい春の便りです。 地元では桜よりも先に訪れる春の風物詩です。春の風景をお裾分け。 ※遠景の山が映画の舞台にもなった「眉山」です。(財団法人徳島県観光協会から頂い…