第137回 なりたい大人

第137回 なりたい大人

ひどく暑かった今年の夏ですが、美波町では朝夕には涼しさを感じられるようになりました。 夏好きなのでもう少し夏を引き留めておくべく、やや暑苦しいお話しを。 当社が本社を置く美波町で出会い、親しくしていただいているおじさん達。 還暦も迎えたような方達ですが、笑顔が素敵で、親分肌で、楽しむことに欲張りで、…
第136回 夏の涙

第136回 夏の涙

涙があふれる 悲しい季節は~ 夏の定番曲のひとつ、サザンオールスターズの「真夏の果実」の出だしです。 “夏の涙”などというものは、切ない恋をする若者か、大の大人なら桑田佳祐さんの専売特許だと思っておりました。 きっと私などには遠い世界のお話しなのだろうと決めておりました。 どうせ湘南辺りの洒落た海辺…
第135回 自分でやって見えるもの

第135回 自分でやって見えるもの

国を挙げてデフレ対策に取り組んでいます。 経済学や国際金融や為替などにはたいして明るく無い私ですが「適切な価値には適切な対価を払う」。 この当たり前が崩れてしまうことが一番良くないことだと思っています。 今年の美波Labサイファー米づくり。 一部ですが農薬や肥料に頼らない農法にも挑戦してもらっていま…
第134回 食が鍛える対応力

第134回 食が鍛える対応力

住まいのある東京と本社を移した徳島県美波町。都会暮らしと田舎暮らしの両方を味わうようになりました。 地方にだってコンビニもファーストフード店も存在しますしAmazonだって同じように届きますから、表面上は両者の暮らしにそれほどの違いは無いようにも思えますが、“食”に関しては違いがあるようです。 田舎…
第133回 雨もまたよし

第133回 雨もまたよし

先日、防水施工業を営む若者とお酒をご一緒しました。 梅雨のど真ん中。 自称“晴れ男”の私の力も及ばず、次の日も予報は雨でした。 雨の日は防水施工作業ができないと聞いていた晴れ男、「雨が降っては商売あがったりだね」などと知ったような口をきいたのでございます。 すると若者は「確かにそうですけど、雨が降ら…
第132回 芸事

第132回 芸事

「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃ損々。」 徳島の夏と言えば“阿波おどり”。 徳島育ちで腕に多少覚えのあるIT社長、久々に踊る阿呆になろうと、本社を移した徳島県美波町の地元チーム“うしお連”の阿波おどり練習に飛び入り参加してみました。 よかったのは意気込みだけ。 経年劣化?で失われたリズム感…
第131回 お餅投げ

第131回 お餅投げ

“お餅投げ”は上棟式などの神事に際して、集まった人々へ餅をまく風習ですが、徳島県美波町でも私が子供のころは家屋の新築や漁船の新造時などに頻繁に開催されていました。 あの頃の時代背景だったのかそれとも田舎の人の特性だったのか、お餅に対する情熱は凄まじく、町中の人が集まり、“天の餅”や“角の餅(すまのも…
第130回 選択できない幸せ

第130回 選択できない幸せ

「実力があれば仕事や生き方が選べる。」 「お金があれば好きなものを食べられる。」 多くの人が目指しているように思いますし、私自身 そんな“自由な選択”をできる能力と経済力を持ちたいと願い生きてきました。“勝ち取ることの格好良さ”を信じて生きてきました。 美波Labへの出張滞在時、ご近所さんたちとお酒…
第129回 恋

第129回 恋

本日、2013年5月1日。 サイファー・テック株式会社は本社を東京都から徳島県海部郡美波町に移転致しました。 昨年5月に同町にサテライトオフィス美波Labを設立して約1年。 海山川に囲まれた豊かな自然、小鳥さえずる爽やかな環境、過疎地特有の課題への気づき、そして地元の皆さんとの地に足付いたお付き合い…
第128回 有益な人脈?

第128回 有益な人脈?

4月。 サイファー・テックにも新人さんが入社してきてくれました。 フレッシュな若者たちが溢れるこの季節の街の雰囲気、いいですね。 さて、そんな新人さんたちに僕からひとつだけ。 先輩たちから「有益な人脈を作るべき」や、ときに「俺の人脈は使えるよ」なんて自慢?のような言葉を聞くことがあると思います。 き…
第127回 圧倒的な父ちゃん

第127回 圧倒的な父ちゃん

2人の子供を授かっている我が家。 成長は早いもので、この春から長女は小学校に、長男は幼稚園にあがります。 日々の子育ては母親任せの非イクメンの私。娘の卒園式ではビデオさえ満足に撮れず、大きく育った娘と行事に手慣れたパパたちがやたら眩しかったのでございます。 吉田家の男はそんなものなのかしら? 私の幼…
第126回 田舎の商売

第126回 田舎の商売

サイファー・テックはDRM事業を営む会社として11年目を迎えています。 10年というのはひとつの区切りなのでしょうね。周りからは「よく10年もひとつの事業を続けましたね」と言われます。嬉しさもあるのですが、求められる役目を果たそうと日々務めてきただけで、「目指す会社にほんの少し近づけたかな?」という…