第189回 町民運動会

美波町日和佐地区の町民運動会に参加しました。
同地区に生まれ育った私ですがおよそ30年ぶり。当時を思い出しながらの参加になりました。

参加者の数は大きく減っていました。
子供たちの数も同じように減っていました。
大家族・親類がゴザを広げてお弁当を食べている風景はあまり見られませんでした。
「地区の意地をかけた競争」、といった感じは薄くなっているように感じました。

変化の多くは寂しさを感じさせるものでしたが、大人になって初めて見る運動会の風景は単に楽しかった子供のころとは違った景色でした。

「社長も来てくれたんやな~。」とたくさんのお声がけをいただき。
「社長のところ(サイファー・テックの)の○○君が参加してくれて嬉しいよ。」と言っていただき。
知り合いが走っているだけで、嬉しくなり。
新参者の意外な?活躍をみんなで喜び。
失敗(私、おっちょこちょいぶりを発揮して完全に地区の足を引っ張ってしまいました。)には愛情をもってネタにして皆で笑いあい。

私の住む東京にも住民運動会なんてあるのかしら?私はそれを知らないけれど、少なくとも田舎町の運動会は、人が集うこと、共に身体を動かし汗を流すこと、他人を応援しあうこと、そんな素朴な喜びに満ちあふれていました。