12月 16 2013 第144回 稼ぎ、務め、暮らし、遊び 設立10周年を迎えた2013年は徳島県美波町へ本社を移転する節目の一年になりました。 移転先の美波町の地元の皆さんにはいつも公私に渡って多大なご支援いただいていますが、お付き合いを通じて私が目の当たりにしたのは、社会やコミュニティの中で協力しあう姿でした。 時には汗、時には智恵、時には若者への指導。… 続きを読む
12月 2 2013 第143回 厄年に役をもらった 11月28日生まれの私、先日42歳の誕生日を迎えました。 数え年なら43歳。 信心深い母親を筆頭に家族から大変心配されていた本厄の1年をどうやら無事に終えることができそうです。 さて、そんな私の誕生日前夜。 美波Lab近くの集会所での酒宴の途中に突然照明が落ち、ケーキとサーフボードが運ばれてきました… 続きを読む
11月 15 2013 第142回 ご無事でありますように 先日、美波Labにフィリピンから大勢の方が視察に来て下さいました。 経済発展中のフィリピンでも都市部と地方の格差が問題になっているようで、当社の過疎地域での取り組みを学びに来て下さいました。 長旅で疲れているだろうに、通訳さんが居たとは言え私の日本語の講演は判りにくいだろうに、国の為に何かを学んで帰… 続きを読む
11月 1 2013 第141回 てっぺん とても嬉しいことがありました。 今夏の「アプリ開発合宿 in 美波Lab」に参加した9名の大学生たちチーム「てつや連」が、徳島県の主催するデジタルコンテンツコンテスト「第3回 ICT(愛して)とくしま大賞」の大賞を受賞いたしました! 過疎化した町でお困りのご年配の方々をソーシャルパワーで助け合う「み… 続きを読む
10月 15 2013 第140回 密室の深い話し すみません。 タイトルが醸し出すような艶っぽい話しではございません。 男の会話のお話しです。 東京と本社のある徳島県美波町を頻繁に往復する近頃。 時には同僚と、時には仲間と深夜数百キロのロングドライブをすることもたびたびです。 不思議なんですよね。車の中の会話って。 快適な会議室でさえ1時間を超えれ… 続きを読む
10月 1 2013 第139回 有言実行 “不言実行” 「男ならかくありたい」と願わなかった訳ではありません。 しかし、どうやら無駄に口数が多い人間に生まれてしまったようでございます。 「やる前からつべこべ言うな。」 「男のおしゃべりはみっともない。」 大人から何度たしなめられてきた人生やら。 私には口数少ない落ち着いた大人はどうやら叶わぬ… 続きを読む
9月 17 2013 第138回 ポジションは作られる イチロー選手の日米通算4千本安打達成に続き田中将大選手の連勝記録更新。 今年は野球でも偉大な記録が残る1年になりましたね。 門外漢の私には彼らの素質や技術的なことはわかりませんが、こうした積み上げ型の大記録を生み出せる舞台に常にポジションし続けている凄さに感服しています。 例えばイチロー選手。 一打… 続きを読む
9月 2 2013 第137回 なりたい大人 ひどく暑かった今年の夏ですが、美波町では朝夕には涼しさを感じられるようになりました。 夏好きなのでもう少し夏を引き留めておくべく、やや暑苦しいお話しを。 当社が本社を置く美波町で出会い、親しくしていただいているおじさん達。 還暦も迎えたような方達ですが、笑顔が素敵で、親分肌で、楽しむことに欲張りで、… 続きを読む
8月 15 2013 第136回 夏の涙 涙があふれる 悲しい季節は~ 夏の定番曲のひとつ、サザンオールスターズの「真夏の果実」の出だしです。 “夏の涙”などというものは、切ない恋をする若者か、大の大人なら桑田佳祐さんの専売特許だと思っておりました。 きっと私などには遠い世界のお話しなのだろうと決めておりました。 どうせ湘南辺りの洒落た海辺… 続きを読む
8月 1 2013 第135回 自分でやって見えるもの 国を挙げてデフレ対策に取り組んでいます。 経済学や国際金融や為替などにはたいして明るく無い私ですが「適切な価値には適切な対価を払う」。 この当たり前が崩れてしまうことが一番良くないことだと思っています。 今年の美波Labサイファー米づくり。 一部ですが農薬や肥料に頼らない農法にも挑戦してもらっていま… 続きを読む
7月 16 2013 第134回 食が鍛える対応力 住まいのある東京と本社を移した徳島県美波町。都会暮らしと田舎暮らしの両方を味わうようになりました。 地方にだってコンビニもファーストフード店も存在しますしAmazonだって同じように届きますから、表面上は両者の暮らしにそれほどの違いは無いようにも思えますが、“食”に関しては違いがあるようです。 田舎… 続きを読む
7月 1 2013 第133回 雨もまたよし 先日、防水施工業を営む若者とお酒をご一緒しました。 梅雨のど真ん中。 自称“晴れ男”の私の力も及ばず、次の日も予報は雨でした。 雨の日は防水施工作業ができないと聞いていた晴れ男、「雨が降っては商売あがったりだね」などと知ったような口をきいたのでございます。 すると若者は「確かにそうですけど、雨が降ら… 続きを読む