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第248回 ファイト!

第248回 ファイト!

ファイト!闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろ ファイト!冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ (中島みゆき 「ファイト!」) 台湾生まれのWebデザイナー 美波町生まれのアパレルデザイナー 世界を旅してこの町に辿り着いた画描き 当社も身を置く徳島県美波町に、クリエイター3人が古民家を改築した新…
第247回 春に秋を思う

第247回 春に秋を思う

集落ごとに神社があり、神事がある田舎。 そして、自宅にオフィスにと、町の中の複数の集落に関係を持たせていただいている私。 この週末も、小さな集落の小さな神社の例祭にお招きいただきました。 方々の神社の神事に参加させていただく私に神様も、「こいつは一体どこの何者?」と混乱しているのではないかしら?と心…
第246回 もう戻れない

第246回 もう戻れない

親に連れられ、東京から徳島の片田舎に引っ越した我が子達の田舎ライフも2年が過ぎようとしています。 早いもので上の子は小学校の高学年にさしかかり、ベースがのんきな我が家でも、先を見据えた進路・進学の話題が繰り広げられるようになりました。 親からは何も言われた記憶も無く、特段の強い意志も持たず、大きな意…
第245回 オリンピックの夢

第245回 オリンピックの夢

羽生選手やカーリングチームの活躍で盛り上がる平昌オリンピックのさなかに聞いたお話。 小柄でキュートな女性から聞いた、どんなメダルよりも輝くお話し。 私の拙い文章で彼女の生き様を切り取るなんて、本当はやってはいけない気がするのだけれど、震えるような感動を、どうしてもお伝えしたく。 徳島行きのフライトで…
第244回 水と油

第244回 水と油

友人が営むラーメン店に、ラーメン道を目指す新入さんが入って来ました。 店長は、飲食業界一筋にして自前主義にこだわる徹底的な職人。 開店するとピリピリした緊張感を漂わせ、一分一秒を惜しむように燃焼させなければ生きられない性分。 一方の新入りさんは、業界初体験、特段のこだわりも無く、のんびりマイペースの…
第243回 全てが同居する町

第243回 全てが同居する町

都会暮らしと地方暮らし。 その両方を知る社員が多いのが我が社の特徴かもしれません。 かく言う私も一家で東京から美波に移住したひとり。 けれど、「東京と美波町での子育て、何が違いますか?」との質問に、枝葉の違いは指摘できても、答えながらもどうも芯を食った感覚がありませんでした。 ところが過日・・・。 …
第242回 遊び心

第242回 遊び心

1月14日。 美波町で「千羽海崖トレイルランニングレース2018」が開催されました。 温暖な美波町とは言え、真冬の寒空の下、強烈なアップダウンを乗り越え38キロ先のゴールを目指すトレイルラン。 こうしたアウトドアフィールドを舞台にする競技では、選手・主催運営に加えて多くの地元ボランティアスタッフさん…
第241回 次の10年

第241回 次の10年

その実を話すと、「いつかは出版に値する文章を書けるようになるための鍛錬」として思いつき、「“可能な限り”更新します」と、私らしい逃げ場を残してスタートした隔週更新のこのコラム。 まずは1年 いや、もう1年 どうせなら3年 と続けるうちに240回。 気がつけば10年を数えることが出来ました。 いまだに…
第240回 こだわり

第240回 こだわり

師走の都内でタクシーに乗りました。 偶然乗り込んだのは国産4.6リッターの大型セダンでした。 陽気な大柄の運転手さん、この車種が好きで、代々乗り換えているそうです。 「広くて快適ですね」 「そう言っていただけるのが嬉しくて(笑顔)」 「同じ値段で得した気分です」 「こいつのお陰でそう言っていただける…
第239回 ガンダム世代

第239回 ガンダム世代

平成の終わりも話題になる今日この頃、昭和46年生まれが46歳となりました。 親に祝わってもらった誕生日もよき思い出ですが、我が子に祝われるおっさんの誕生日もまた格別でございます。 昭和46年は、団塊ジュニア世代にして第二次ベビーブームのスタートの年。 残念ながら第三次ベビーブームが発生しなかったと言…
第238回 もらい泣き

第238回 もらい泣き

サイファー・テック元社員の結婚式に参加しました。 社歴15年になる当社の設立初期を支えてくれた仲間の結婚式でした。 新郎は、予想もつかぬ行動で周りをスリリングな毎日にしてくれる方でした。 思い返せば彼には苦労させられました。上司としても何度も泣かせてもらいました。 一度などは、彼のミスが原因でお客様…
第237回 異邦人の目

第237回 異邦人の目

サーフィンと旅を愛し、各国放浪の先で辿り着いた美波町で、波とアートと共に暮らす磯中太志君。 いろんなことを見てきたから?異邦人のような明るい瞳の色を持つ磯中太志君。 そんな旅するアーティストの個展に足を運びました。 先のコラムでも書いた、美波町日和佐地区を熱狂させる「ちょうさ」の祭をテーマにした抽象…