第251~260回

第260回 好きを好きと言う

第260回 好きを好きと言う

遡ること10年、このコラムをスタートさせた目的が「いつか出版に値する文章を書けるようになるための鍛錬」だったことは、241号のコラムで告白いたしました。 実は、自ら出版社さんに企画を持ち込んだりもしていたんです。 ところが、「面白いんですけどねぇ。当節出版不況でして、こういう切り口の本はなかなかに・…
第259回 自然の構成員

第259回 自然の構成員

大きな被害を生んだ今年の台風。 漁港に隣接する当社美波Labも、台風24号による高潮により浸水してしまいました。 幸い、人的被害は無く、またクラウドの多用等の対策もあり、業務にも大きな影響なく対処できそうです。 赤道付近で生み出された、雲と風による巨大なエネルギーの移動。 風と波と水が生み出す大きな…
第258回 ファイト!2

第258回 ファイト!2

以前紹介した無邪気者に続く挑戦者に贈る ファイト!闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろ ファイト!冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ (中島みゆき 「ファイト!」) このコラムでも何度も登場してきた東京の親友ラーメン職人が、美波町に新たなお店を立ち上げました 人口減少と高齢化の進む過疎の影響を…
第257回 人が持つ力 人が集う力

第257回 人が持つ力 人が集う力

東京や徳島市のオフィスでは考えにくいことですが、美波町の本社では春から秋にかけては定期的に集落の草刈りがあります。 暑さも栄養に出来るのかしら? 酷暑続きにバテ気味の男達を尻目に、雑草はスクスクと伸びていました(汗 朝っぱらから男達が集まり、草刈り機と熊手を振り回し。 刈っては集め、刈っては集めを、…
第256回 ひなびた町のにぎやかさ

第256回 ひなびた町のにぎやかさ

運営の問題ですったもんだと大騒ぎした阿波おどり。 東京でも「阿波おどりは一体どうなるんですか?」と聞かれることが多かった今年の阿波おどり。 当事者では無い私は真実も知らず、特段知りたいとも思わず、ただただ楽しむのが本懐の阿波おどりなのに、大人が絡むと物事はこじれるのだなと、世の常を感じた次第でした。…
第255回 気構え

第255回 気構え

西日本を豪雨と災害が襲った7月の夕方、田んぼの見回りをするご高齢の農家さんとお話をする機会がありました。 曰く、 その昔、百姓は1年分のお米を蓄えるのが当たり前で、新米を食べたいと思っても1年前の古いお米から食べていた。 広域で災害が起こったら、国だって他の自治体だって小さな村を支援することは難しい…
第254回 プライド

第254回 プライド

息苦しいほどの暑さだった7月15日、第19回「ひわさうみがめトライアスロン」が開催されました。 今年も不参加の私ですが(スミマセン)、何百人ものアスリートが一斉に太平洋に飛び込んでいく様がどうにも大好きで、今年は息子も連れてスタートを見に行きました。 スタート前の大浜海岸。 準備運動にいそしむ真っ黒…
第253回 続々編 映画「波乗りオフィスへようこそ」

第253回 続々編 映画「波乗りオフィスへようこそ」

私やサイファー・テックの活動がプロットになった映画「波乗りオフィスへようこそ」。 3週間にわたる初夏ロケがクランクアップ。ロケ最終日とクランクアップパーティに立ち会うことができました。 薄暮のクランクアップ クランクアップパーティ 熱演してくださったキャストさんにももちろん感謝だけれど、舞台裏を支え…
第252回 続編 映画「波乗りオフィスへようこそ」

第252回 続編 映画「波乗りオフィスへようこそ」

私やサイファー・テックの活動がプロットになった映画「波乗りオフィスへようこそ」。 梅雨まっただなかの美波町。雨が降れば室内、晴れ間を追いかけて洋上で、日々懸命の撮影が続いているようです。 良いシーン撮れたかな? 東京滞在中の私の携帯に、地元の皆さんから「エキストラに出たよ!」「関口知宏さんが話しかけ…
第251回 映画「波乗りオフィスへようこそ」

第251回 映画「波乗りオフィスへようこそ」

地方だからこそ出来る、趣味や家族との時間、地域との繋がりなどを、仕事(当社の場合はIT業)同様に大切にする生き方「半X半IT」を提唱し、過疎の町徳島県美波町にオフィスを設立した当社。 「サーフィンを存分に楽しむ者」 「出勤前に狩猟罠の見回りをする者」 「研修でお遍路さんをした新人君」 「地方振興ビジ…