開発ストーリー
当社の本社は徳島県の南部、太平洋に面した美波町にあります。
今後30年以内に80%の確率で発生すると言われている南海トラフ巨大地震。
それが起きた場合、美波町には発生から10分後に津波の第一波が、約30分後に最大で20mを超える大津波が到達すると予測されています。
また、美波本社は度重なる水害にも見舞われています。
2014年8月の台風11号では、大雨で浸水し復旧までに1ヶ月余りを要しました。
さらに2018年9月の台風24号でも再び浸水。今度は復旧まで1年半ほどかかりました。
このような環境や経験から、自分たちを含む町民を自分たちの持つ技術で守ることができないか。
自然と、そんなことを考えるようになりました。
こうして生まれたのが、この防災アプリソリューションです。
機能説明
災害情報やお知らせをプッシュ通知で提供
- 気象庁が発表する警報・注意報を表示。注意報はプッシュ通知する項目を自治体側で指定できます。
- 地震・津波・火災・土砂災害・河川の増水や氾濫・浸水などの災害情報はもちろん、列車の運行状況・学校の休校情報など、自治体独自のお知らせを発信できます。
利用者からの災害情報等の通報
- アプリの利用者が災害等の情報を写真と位置情報付きで通報できます。
- 自治体職員の情報収集を省力化し、速やかな現地確認・災害発生場所の特定・災害情報としての発信ができます。
災害に備える防災情報の提供
- 津波避難マップや洪水ハザードマップ等を表示します。
- 平時に家族や職場で確認し、避難時の待ち合わせ場所などを決めておけば安心です。
避難場所への誘導
- 「洪水時」「津波時」など、状況に応じた避難経路を地図上で表示・案内します。
- 平時にも避難ルートの確認や防災訓練に利用できます。
その他
- 「自治体内のライブカメラへのリンク」など、ご要望に応じた機能を追加できます。
利用シーン
地域住民に対する防災を始めとした各種情報の提供に
災害発生時だけでなく、防災に限らない平時の各種通知にお使いいただけます。
インバウンドを含む観光者など土地勘のない方への防災情報の提供に
汎用的な防災アプリで必要となる位置情報の登録などは不要。アプリをインストールするだけで手軽に防災情報が得られます。
遠隔地に住む家族による実家の様子の確認に
遠隔地の家族がアプリで災害情報を確認し、スマートフォンを持っていない家族に電話で避難を勧めたり、災害の情報を伝えたりすることができます。
料金
初期費用など料金についてはお問い合わせください。
動作環境
クライアントアプリ
- Android 7.0 以上
- iOS 14.0 以上