インターネットを使用する際の注意点について啓発授業を行いました

2019年9月20日(金)に阿南市立福井小学校にて、また2019年11月1日(金)に美波町立日和佐小学校にて「インターネットに潜む危険」と題して啓発授業を行いました。この取り組みは徳島県が推進する消費者教育振興の一環で、サイファー・テックでは2017年より徳島県内の小学校~高校に対し出前授業という形で支援を継続しています。

「インターネット犯罪」という言葉があるように被害者になるリスクが強調されがちなインターネット利用ですが、使い方を誤ると誰もが加害者になってしまう恐れもあるということをお話ししました。

福井小学校では6年生を対象に授業を行いましたが、まだ自分用のスマートフォンやパソコンを持っている児童はいないようで、「違法ダウンロード」と言われてもピンと来ない様子だった児童たちでしたが、「本屋から漫画を万引きする行為」にたとえて話すと納得した表情に変わり、実感が持てたようです。先生方からは自分たちの利用時に注意するとともに、生徒たちがインターネットの利用によって危険な目に遭わないよう注意を呼びかけていきたいと仰っていました。

日和佐小での授業の様子

日和佐小学校では全校児童とその保護者、教員の皆さまに対して授業をさせていただきました。インターネット、特に SNS やチャットアプリで発生し得るいじめなどのトラブルについて重点的にお話ししました。意欲的な子どもたちが多く、こちらからの質問に対して学年を問わず積極的に挙手・回答をしてくれました。今回の授業を通してインターネット使用時のリスクを把握し、正しい使い方を身につけていただけることを願っています。

サイファー・テックでは今後もこのような活動を通じて消費者教育の支援を行うとともに、デジタルコンテンツが健全に流通する社会を目指していきます。